写真販売システムにもタイプがある!違いと選び方を紹介
幼稚園や保育園では、児童の写真を撮影する機会が多いです。そこで注目したいのが写真販売システムであり、多くの縁が導入しています。そこでこの記事では、写真販売システムの種類(タイプ)と選び方を徹底解説します。写真販売システムを導入するときの注意点にも言及するので、ぜひじっくり読んでみてください。
特化型と集約型の2種類がある
写真販売システムには、特化型と集約型の2種類があります。こちらでは、それぞれの種類の特徴に迫ります。
特化型とは?
写真販売システムの特化型とは、写真販売に特化したサービスのことを指します。
「専用タイプ」や「スクールフォト」と呼ばれることもあります。主に保育園や幼稚園で何かしらのシステムを導入しており、業務フローを変更したくない場合に採用されることが多いです。
比較的コストが掛からずスピード感を持って導入できるメリットがあります。難しい操作もなく、覚えることもほとんどないため、IT系が苦手という経営者の方でも問題ありません。
集約型とは?
写真販売だけではなく、さまざまな機能に対応しているのが、こちらの集約型です。
保育園・幼稚園向けの保育業務支援システム(ICTシステム)として利用できるものであり、汎用タイプとも呼ばれています。
写真販売以外にも、体調管理や連絡帳、園のバスの位置情報など保育園・幼稚園の業務に関連する作業を一括で管理できるメリットがあります。コストに関しては、基本的に月額制であり、さまざまなオプションを追加ができる設定です。
2つのタイプから選ぶ方法と比較ポイント
写真販売システムには、特化型と集約型の2種類がありますが、種類以外にもさまざまな選ぶ方法があります。それぞれのサービスの比較ポイントについても言及していくので、ぜひ参考にしてください。
プロカメラマンによる撮影代行サービスはありますか?
幼稚園や保育園お写真は、基本的に先生が撮影します。
しかし、先生は写真撮影のプロではないため、撮影技術に問題がある場合も少なくありません。子どもたちの写真が綺麗に撮れないと悩んでいる園も多いでしょう。
そんなときにおすすめなのが、こちらのプロカメラマンによる撮影代行サービスです。
プロのカメラマンを派遣してもらうサービスであり、とくに大きなイベントでは活躍してくれることでしょう。
とくにイベントの多い園であれば、派遣回数制限のないシステムを選ぶのがおすすめです。
検索機能があるか?
撮影した写真をすぐに選別できるように、検索機能があるシステムがおすすめです。
イベント名やクラス名、ほかにも顔写真検索やハッシュタグなどを自由に設定できるシステムであれば、すぐに写真を見つけ出せます。
園のホームページなどに掲載する写真を、すぐに更新できるようにするためにも、充実した検索システムを導入している写真販売システムを選びましょう。
アルバムは制作してくれますか?
卒園時にはアルバムを撮影し、卒業生に渡している園もあるでしょう。
しかし、自分たちで卒園アルバムを作るのは簡単ではありません。時間も手間もかかってしまいます。
そんなときに活躍してくれるのが、写真飯場システムの卒園アルバム制作です。販売する写真とアルバム用で分けてフォルダを作成することで、写真の選別もより楽になるでしょう。
動画販売しているのか?
写真販売システムサービスのなかには、画像だけでなく動画に対応しているところもあります。
当日の撮影だけではなく、動画の編集やDVDの制作など対応しているサービスもあるほどです。
園行事の動画販売を検討している場合は、動画販売にも対応している写真販売システムの利用を検討しましょう。
写真販売システムを導入するときの注意点
写真販売システムを導入する際に、特に注目すべき注意点をいくつか紹介します。
著作権や肖像権に注意
写真を販売できるのは、自分がその写真の著作権を保つ場合に限るので注意しましょう。
他人が撮影した写真は著作権的に問題になることも考えられます。
とくに注意したいのが、企業名、商品名、キャラクター、ロゴが写り込んだ写真です。問題視される恐れもあるので十分に注意しましょう。
写真1枚の単価を設定
写真を販売することになるので、1枚あたりの単価を決めておく必要があります。
有料ダウンロードサイトの場合は、1枚あたり数十円から数百円程度の価格設定なので、そのあたりの金額を参考にしても良いかもしれません。
サポート
写真販売システムを導入するにあたり、使い方が分からないなどのケースでは、サポートが極めて重要です。
とくに保護者からの問い合わせもあると思われるので、システム側が問い合わせの窓口になってくれるか把握しておきましょう。
まとめ
写真販売システムには特化型と集約型の2種類があり、コストを抑えるなら特化型、幅広いサービスを受けたいなら集約型がおすすめです。2つのタイプから選ぶ方法と比較ポイントとして、プロカメラマンによる撮影代行サービスや検索機能も紹介しました。いずれも重要な項目であり、特にプロカメラマンによる撮影代行の有無は、写真の仕上がりにも大きな影響を与えます。したがって、じっくりと吟味したうえで、利用する写真販売システムを選びましょう。